yの明解
欲しがっていた。
夢に向かって進んでいると信じて
日々努力し時間さえも惜しんで
技術を磨き夢を名前を欲しがった。
私は確かに心を燃やしていた。
だが燃やされていたのは夢で名前だった…
気付いた時には手遅れで辺りを見渡すと
そこはもう夢で輝いていたお花畑ではなく
焼け野原になっていた。。。
自責の念…
これは私の責任で能力が至らないのが
原因だと気付いたのは乖離していった
心が証明していた…
それまではこんなにも愛してるのに
答えてくれないあなたのせいにし
なぜ向き合ってくれないのだと毎日
嘆いていた私は甘えていたのだろう。
だが距離を置き自問自答すると
ある答えが…いやその答えしか出てこなかった。
失望し憎悪し愛がなかったのは私自身だと。
それに気付いてからは恐怖が先行し
考える事を放棄する事で逃げた。
そう夢から逃げたのだ……
そして今は余裕ができ
自問自答を繰り返し未だにでぬ
yの明解を探している。
私の名前はどこにあるのだろう